【GBM】ゲームボーイミクロを復活！バッテリー交換方法！

みなさんゲームボーイミクロ（略：GBM）って知っていますか？

任天堂から2005年9月13日に第５世代ゲームボーイアドバンス（略：GBA）として発売されたゲーム機をゲームボーイミクロといいます。

サイズがとても小さくコンパクトな端末で筐体がアルミニウムで覆われており、とても高級感のある仕上がりのゲーム機となっています。

当時はゲームボーイアドバンスの後期で発売時の定価が12,000円であったことから全く人気のない機種でした。

現在ではアルミボディの高級感とコンパクトさからマニアがコレクションとして所有する人気のゲーム機となっており、ヤフオクやメルカリなどで高い値段で取引されています。

そんなゲームボーイミクロですが、中古で入手しても発売から約１５年以上経っていることもあり、バッテリーがヘタっていて購入してもすぐに充電が切れてしまったり、そもそも電源が入らなかったりする場合があります。

今回はそんなゲームボーイミクロを復活させるべく、バッテリーの交換方法とかんたんなゲームボーイミクロの紹介をしていきたいと思います。

また、過去記事でGBAのカセット収納について書いていますのでこちらも併せて読んでいただければと思います。

この記事は下記について、書いています。

ゲームボーイミクロを復活！バッテリー交換方法！

ゲームボーイミクロ（GBM）って何？

冒頭でご説明しましたがもう一度説明しますと、

任天堂から2005年9月13日に第５世代ゲームボーイアドバンス（以下GBA）として発売されたゲーム機をゲームボーイミクロ（以下GBM）といいます。

GBMの特徴

従来のGBAと違いGBMには下記の特徴があります。

１）筐体にアルミニウムが採用されており、高級感がある
２）GBA初のバックライト採用で暗い場所でもプレイできる
３）コンパクトサイズで持ち運びに便利
４）GBASPで廃止されたヘッドホン端子が標準搭載された

発売日を見ると既にゲームボーイアドバンスの次世代機「ニンテンドーDS（以下NDS）」が発売（発売日：2004年12月2日）された後に発売されているゲーム機であることにお気づきでしょうか？
※NDSはファンの間でGBAの後継機種ではないとの噂もある

このGBMはマニア向けのゲーム機で下記の理由により全くセールスが伸びませんでした。

GBMが売れなかった理由

１）次世代機「NDS」が発売した後に出た
２）従来のGBAよりも高い価格設定
３）画面サイズが初代GBAよりも小さくなった（2.9インチ→2.0インチ）
４）GBAソフトしか起動できない（GBやGBCは起動不可）

カラーバリエーション

発売日のカラーは下記となります。

※ポケモンやマザーなどの現在カラーもありますがここでは割愛します。

GBMの外観について

ここではGBMの外観をご紹介します。
今回はスーパーマリオブラザーズ生誕２０周年記念として発売されたファミコンバージョンの外観を確認しましょう。

ファミコンカラーの正面はこのようになっています。
ファミコンの１Pコントローラーをモチーフにしたカラーでとてもレトロでいいですね。

GBMはフェイスプレートを交換できる仕様となっており、外すことができます。
しかし、発売当時は交換用のフェイスプレートが発売される予定でしたが、GBMのセールスが不振に終わったこともあり、発売されませんでした。

フェイスプレートは左側面に二箇所のくぼみがあり、そのくぼみをつまようじなどで押すことでフェイスプレートを外せます。

裏面にはスーパーマリオブラザーズ生誕２０周年のロゴが印字されています。

GBAカットリージを差し込むとこのようになります。

右側には３つ穴のスピーカーが内蔵されています。

右下にはヘッドホン端子が標準搭載されいるため、アダプタなしでイヤホン/ヘッドホンを使用することができます。

上部にはGBM専用の充電端子差込口があります。
約１５年以上の端末となりますが、GBM専用でなくUSBmini端子であればよかったと個人的に思います。

充電ケーブルはAmazonに互換品が販売されていますので紛失したや中古で買ったけど付属してなかった方は試してみてください。

コンセントタイプはこちら

USBタイプはこちら

ここで紹介する充電ケーブルは互換品となります。
交換による故障・不具合は自己責任となりますのでご承知おきください。

バッテリー交換方法をかんたんに解説します

バッテリーのヘタったGBMを復活させる（バッテリー交換する）方法をかんたんに説明していきます。

バッテリーは発売当初から付属しているものであれば、約１５年以上の歳月が経っています。

2021年現在、任天堂によるGBMの修理受付は終了しており、純正のバッテリーも売っていない状況であるため、サードパーティーから販売されている互換品を購入する必要があります。

バッテリー交換にあたって精密ドライバーも必要となりますので準備してください。

必要なモノ

ここで紹介するバッテリーは互換品となります。
交換による故障・不具合は自己責任となりますのでご承知おきください。

ネジを外す

始めにバッテリーを取り外すため、本体の左側（十字キー側）側面にある小さなネジをプラスの精密ドライバーで外していきます。

このネジは全部回してもフタから外れないようになっており、紛失することはありません。

フタを取り外す

ネジを取り外すとフタが取れますので裏面から見て右側に動かすことで完全に外せます。

バッテリーケーブルを抜く

バッテリーを持ち上げるとバッテリーとGBM本体をつなぐケーブルが接続されていますので、できるだけケーブルの根本を持ってそのままひっぱってください。

そうするとGBM本体からバッテリーを取り外すことができます。

互換バッテリーを取り付ける

次に購入したGBM互換バッテリーを用意してください。

※写真のバッテリーは数年前に購入したモノなのでご参考で願いします。

GBM互換バッテリーのケーブルをGBM本体へ軽く押し当ててください。
あたりがついたら、精密ドライバーを接続端子に合せて押し込んでください。

強く押し込むとケーブルや端子が破損する可能性がありますので、慎重に作業してください。

フタを取り付ける

次に先程取り外したフタを取り付けていきます。
外したときと反対の手順でフタをはめていきます。
バッテリーが浮く場合があるため、指をフタの上から押し当てて左へ動かしていくことではめやすくなります。

GBMの起動確認

バッテリーを交換できたら、起動するか確認します。

無事にバッテリー交換が完了し、GBMを起動することができました。

おまけ

GBMのファミコンバージョンはスーパーマリオブラザーズ生誕２０周年記念として作られましたが、2020年に生誕３５周年を迎えており、復刻として「ゲーム＆ウォッチスーパーマリオブラザーズ」が発売されております。

また、2021年11月に「ゲーム＆ウォッチゼルダの伝説」の発売も予定されておりますので、興味のある方は合せてチェックしてみてください。

「ゲーム＆ウォッチ ゼルダの伝説」を購入しました。
買ってほしいおすすめポイントをまとめましたのでこちらの記事もチェックしてください。（2021.11.16追記）

ホリワイヤレスクラシックコントローラーの比較記事も書いています。

まとめ

いかがだったでしょうか？

今回は、私のコレクションであるゲームボーイミクロの紹介とヘタってしまったバッテリーの交換方法をかんたんに解説させていただきました。

今でもヤフオクやメルカリで入手することは可能ですが、とても高い金額で取引されていますので手を出しにくいですが、GBAには名作がいくつもありますのでぜひ入手していただきたいと思います。

これからもゲームボーイアドバンスについて、ご紹介した内容があればまた記事にしたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

また、次の記事でお会いしましょう。それでは…ノシ